幼少期がどうだったか思い出してみる
悪口言いたくないよ。こんなの書いたら心が痛むよ。っていう気持ちわかるよ。でも後半から反転していくから安心して。事実と違ってても大丈夫。決めつけでボロクソ書いても大丈夫。とにかく当時感じていたことをありのままどんどん描いて。
母の口癖は「子どもなんて産むんじゃなかった」だったので、自分は迷惑な存在なのだと思う。
「嫌なんて言っちゃダメ」「怒っちゃダメ」「性格がキツすぎる」と言われてショック。母の言う通りおしとやかになると決める。
思ったことを言うと、反発、批判、けなされるので本音を言うのは危険だと思う。
母の理想を裏切ると「そんな子だとはおもわなかった」と派手な嘘泣きをするので、萎える。
もう限界です
子ども時代、母の寝込んでいる姿しか覚えていない。赤ちゃんができると妊婦さんは10ヶ月も寝込む恐ろしいものなのだと勘違いしていた。
具合のいい日は置き手紙を残し出かけていた。我が家はいつも台所のテーブルにおかずの残りが乗っていたので困らなかった。
残り物のおかずで困るのは、数が足らないこと。家族の分を心配し自分はあきらめるのでひもじく、心もいつも満たされなかった。
だったら「ご飯をお代わりすればいいんだ」と思いつき、名案だと思ったが、禁止されるのでいつも満たされない思いを抱えていた。
気持ちわかるよ。でもガンバロ
連日深夜帰宅の父の食事風景を目撃。豪華な食材。明るい部屋。母が動き、もてなしをしているのをみて愕然とする。欲しいものが全て揃った別世界に思わず目を疑い、不公平だなと思う。
「うちはお金がないの」とため息をついている母を見て、欲しいものがあっても我慢しなければと心に誓う。
母と父の間に入って、なんとか仲をとりなそうといつも頭を痛める。
感情の起伏は激しいけれど子煩悩な父。話をよく聞いて大切にしてくれる味方なので大好きだった。
「自信がない」「誰も私のこと褒めてくれない。美和子だけが頼り」というので褒めてあげなきゃと心に決める。
母の話を聞くと、母があまりにも可愛そうすぎると思う。弱い母をDV男の父から守ってあげなくてはと心をひどく痛める。
ある日弟が生まれて、両親も親戚も「男の子が生まれた」と大喜び。「これでパパから離婚させられないわ」という母の言葉に違和感を感じる。
いつ食べさせてもらえるかと楽しみにずっと待ってたお菓子やカップラーメン。帰ってきたら二人で食べゴミ箱に捨ててあったのを発見。
嘘つき!ひどい!美味しい口してるもんこの子。いいなこの子だけ
何故だかわからないけど、いじめたくなる。
その後何十年も、後悔し続ける。自分を責め続ける。
父に対する愚痴を聞いているうちに、父を軽蔑し、自分は絶対に父のような男とは結婚しないぞと心に決める。
パパはあんたの言うことだけは聞く。いいわねえ 何でも買ってもらって。
これはヤバイ。ヤバいですぞ。
怖い目に合うと私に話して自分を癒すという母の感情のゴミ箱係に抜擢される。
なんでちびっ子の私に〜😭
母は我慢を溜めて溜めて大爆発するので、予想がつかず常にビクビク顔色を伺い、くつろげない。
うわっヤバい!!!
母は少女の頃から聖職者の本を読み、教師や修道女に憧れていたそうだ。
母の愚痴に同調したら大変。「人を悪く言ってはダメ!許すのです」と自分を棚に上げて立派なことを言うのでずるいなと思う。
「悪く取ってはだめ。許しなさい。忘れるのよ」という教えを
実行し、いじめられっ子になる。
「私はパパが怖くて言えないのに、あなたは勇気があるわ!」とおだてられ、父のDVから母を守る戦士になる。
母は子どもへの関心はなく、当時どうやって子育てしていたか記憶がないそうだ。
女はバカよね
自分は石ころよりも価値がなく、自宅も居候のような感覚しかなく、早く結婚して居場所を
作りたいと願う。
美和子
理想だけにフォーカスして
美和子が見ようとしていなかった部分
「邪悪すぎ!悪魔!!」
こいつら、
って、いつものように、すごく感情的に受け止めちゃったんだけど
どういうわけか、その時
そういや、この人たちのやることって母にすごく似てる。
嘲笑したり、揶揄したり、あきらかバカにして見下してくる時の顔つきがそっくり。私この顔を見るとものすごく悔しくなる。
いやまてよ?
それ順番おかしくない?
え〜〜〜!‥ということは、
まさか‥‥母の方が先ってこと?
母のしてたことが、今の目の前の人に重なってるってことなんじゃないの?
そう気づいたら、今起きてることが
それほど自分にダメージを与えなくなった。
じゃあ、そもそも私が人生で一番最初に邪悪すぎ!と感じた人は、母ということかもしれない。
ひどく腹をたてていたけれど、それを口に出すのも怖いし、危険だからそんなことを感じることを自分に許さなかったんだと思う。
だから抑圧してしまっていた。
「冬彦ニコイチ親子」が今現在、母とよく似た言動をするとき、過去の感情がよみがえり、それをドーンと上乗せして猛烈に怒ったり怖がっていたんじゃないだろうか。